クリエイティブ部門紹介｜製品・サービス紹介

多様に変化する時代の中『包装』というフィールドを起点にして
先を行く技術とアイデアで新たな価値を創り出し人々に感動を届けます。

医薬品、健康食品、化粧品などの分野を主とし、新製品の発売や既存商品のリニューアルにともなうパッケージやラベル、ブランドロゴのデザインをはじめ、周辺資材の企画等パッケージデザイン全般を手がけています。

パッケージに関する問題点や悩みごとに、デザイナー視点の発想や提案がその解決策につながることがあります。いまの時代は、デザイン的なことのみならず社会性や環境への取り組みも求められ、さまざまな角度からの視点が必要とされます。そのためには世の中の動きに敏感であること、好奇心を持って観察することが大切だと思っています。その積み重ねがベストなデザイン提案につながると思うのです。

パッケージの形状を「ゼロ」から企画・設計するのがコンスト課。既存のパッケージに問題点が見られる場合の改善提案も行います。市場やお客様の動向からニーズを探り、オリジナルパッケージの開発にも力を注いでいます。

どの部分をどう折り曲げるか、どのような形にするか…これらの要素をどう組み合わせるかによってパッケージの構造が決まります。これまでは複雑な構造だったものが簡単な構造でできるようになるなど、新しいパッケージの構造にたどり着いたときは、この仕事のおもしろさを心から感じます。表面的な理解ではなく、目的や背景までを考慮する。お客様の意図を汲んだ上で、創意工夫の「プラスα」を心がけています。

法律改正、SDGsなど変わりゆく時代に即して先を見据えた観点から今後のニーズを調査・分析し、新たな素材や技術を活かした新しいカタチのパッケージを開発しています。

新しい開発品は、異なる技術どうしを結び付けることで生み出されます。そのために、包装に関わることのみならず、さまざまな分野に興味を持ち、日々新技術を探求しています。開発の仕事は失敗の繰り返し。考えたアイデアが製品としてかたちになるまでには困難もありますが、それに勝る喜びがあります。「求めていたのはこれです」というお客様の声が聞こえたときは、本当にうれしかったです。

市場動向調査・分析、次期戦略立案を手がけているのが企画開発戦略室です。また、朝日印刷株式会社が保有するパテントの管理をはじめ、出願や権利継続の判断を行う発明委員会の運営、侵害調査、出願前調査等も行っています。あわせてクリエイティブ部門の活動内容や取り組み等を、ホームページや情報誌で紹介することも手がけています。