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薬剤師の利便性向上ユニバーサルデザイン包装

薬剤師の利便性向上

 薬剤師の仕事は忙しく、その中で大量の箱を開封し、薬を取り出し、箱を廃棄する一連の作業を行っています。朝日印刷は、薬局の見学や薬剤師へのヒアリングを通し、少しでも薬剤師の負担を軽減するパッケージの開発を行っています。

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技術に関する情報

簡易開封パッケージ

指でパッケージの開封口を押して開けると、中のPTPシートや錠剤が破損する場合があります。このパッケージは開封口に切込みを設けることにより、蓋の端に指が掛かり、軽く押し上げると開けることができます。PTPシートの破損を注意しながらの作業から、薬剤師さんを解放することができます。(特許出願品)


*PTPシートとはPressThroughPackageの略で、一般的に薬をアルミなどの薄い金属とプラスチックで. 1 錠ずつに分けて包装したものです。
簡易廃棄パッケージ

 薬局では家庭と同様、薬のパッケージを折りたたんで廃棄します。しかし忙しくて折りたたむ時間がなく、そのまま廃棄する場合も多くあります。
 写真のパッケージは、底面に廃棄用のジッパーを設けました。注射用のビンが10本入っており、ビンを保護する仕切りが設けられているため、折りたたむことが困難でしたが、この廃棄ジッパーにより簡単になりました。
(特許登録品)
表示切取り機能付パッケージ

 調剤現場では薬の製造番号や使用期限の管理を行っています。パッケージから薬を出すと製造番号などが分からなくなるため、パッケージの表示部分をハサミで切取り、輪ゴムで薬と一緒に保管しています。ハサミで切取ることは手間がかかるため、パッケージにミシン線を設け、切取りしやすくしました
(意匠・実用新案登録品)
識別性向上パッケージ

 薬の取り間違いは重大な事故につながるため、薬剤師は細心の注意を払い調剤作業を行っています。朝日印刷は薬の名称や数字が分かりやすく、他の薬と識別しやすいデザインをご提案しています。
 写真下のパッケージは、識別性を向上させる目的で考案したデザインの一例です。写真上のパッケージと比べ薬の名称を大きく読みやすくし、含有量の『20mg』にインパクトを持たせました。
製品・サービス紹介

トップメッセージ 代表取締役社長 朝日 重紀