2015年に京都府木津川市のけいはんな学研都市地域に完成した京都クリエイティブパークは、朝日印刷の新たなモノ作りを創造する研究開発拠点です。医療用パッケージの製造拠点である東棟に加え、2020年には店頭用医薬品パッケージ並びに化粧品パッケージを主体として製造する西棟の稼働がスタートしたことにより、医薬品・化粧品向けパッケージを網羅して製造できるようになりました。より迅速な対応を可能とするとともに、BCPへの対応も含め、供給責任を果たしてまいります。

京都クリエイティブパークでは、お客様に新たな付加価値を提供する新製品、それを実現する技術や生産方法などの研究開発を行っています。ここで実用化された技術や生産方法を他工場へとフィードバックする「パイロットプラント」としての機能も果たします。

京都クリエイティブパークは医薬品・化粧品向けパッケージの製造拠点としても機能し、西日本エリアへのより迅速な供給を可能としています。また最新の生産ラインと生産管理システム、セキュリティシステムの導入によって、より高品質な製造環境を実現しています。

災害時において、特に迅速かつ安定的な供給が求められる医薬品、そしてその一部であるパッケージ。朝日印刷グループでは、富山地区の各工場と京都クリエイティブパーク、並びにグループ会社を合わせた複数拠点での生産体制を実現することで、万が一の状況にも影響を最小限に抑え、迅速かつ安定的に供給できる体制を構築しています。